子どもの一言に、ハッとした日。
「これ、高いからやめようね。」
気づけば、買い物中に何度も子どもに言っていたこの言葉。
節約のつもりだったし、悪気はなかった。でもある日、ふと子どもに言われたんです。
「じゃあ、安いのがいいんだね?」
……その一言に、胸がドキッとしました。
「安い=良い」って、ほんとうに伝えたいこと?
私は無意識のうちに、「安い=正解」「高い=ダメ」という価値観を子どもに伝えていた。
でも、それって本当に伝えたかったことだったのかな?
お金って、本来「選ぶ力」を育ててくれるものだと思うんです。
- 本当に欲しいのか
- 大切にできるのか
- 自分にとって価値があるのか
そういう問いを考える、いいきっかけになるはずなのに。
私はいつの間にか「高いもの=我慢するもの」として伝えてしまっていたのかもしれません。
言い換えひとつで、伝わり方が変わる
もちろん、何でも買えばいいって話ではありません。
でも「高いからダメ」じゃなくて、
- 「今は必要ないかもね」
- 「これは特別な時に買おう」
そんなふうに、別の伝え方もできたはず。
お金の教育って、なにも特別な教材や制度が必要なわけじゃない。
むしろ、こういう日常のなかの、さりげないやりとりが、子どもの価値観やお金との付き合い方に大きく影響するんだと思います。
「どうして欲しいと思ったの?」
最近のわが家では、こんな会話が増えてきました。
- 「どうしてそれが欲しいの?」
- 「どっちが好き?」
- 「長く使えそうかな?」
最初は戸惑っていた子どもも、少しずつ「考える目」を持つようになってきた気がします。
もちろん、まだまだ試行錯誤だけど──
お金を“ガマンの道具”じゃなく、“選ぶ力を育てるきっかけ”にしていきたい。
そんなふうに、今は思っています。
おわりに:教えているようで、一番学んでいるのは私
「子どもに教えたい」と思って始めたこと。
でも一番学んでいるのは、たぶん私自身なんです。
もしあなたも、「どう伝えたらいいんだろう?」と迷うことがあったら──
一緒に、ゆっくり育てていきませんか?
“選ぶ力”を。
“納得できるお金の使い方”を。


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