Web5とは?Web3との違いと「データを自分で持つ」新しいインターネット【実験レポート9】

アニメ風の女の子が両手を掲げ、「Web5」と「Web3」を比較するように見上げている。背景には青と紫のデータを連想させる光や数字が広がり、未来的な雰囲気を表現。 awabota

Webの進化をふりかえる

インターネットはこれまで大きく3つの段階を歩んできました。

  • Web1.0:1990年代、ただ「読む」だけのホームページの時代。
  • Web2.0:2000年代、SNSやブログで「参加・共有」できるようになった時代。
  • Web3.0:2020年代、ブロックチェーンによって「資産・所有」を自分で管理できるようになった時代。

この流れの先に登場したのが、いま注目されている Web5 です。


Web5とはなにか?

Web5は、Twitterの創業者ジャック・ドーシーが立ち上げたブロックチェーン企業「TBD」が提唱した新しい概念です。
公式の説明では 「Web2 + Web3 = Web5」 とされています。

ポイントは「自己主権型ID(SSI)」

Web5の中心にあるのは、Self-Sovereign Identity(自己主権型ID)
これは、これまでSNSやサービスに預けていた 自分のデータやアカウントを、自分自身で管理できる仕組み です。

具体的には――

  • 投稿データの所有権はプラットフォームではなく「自分」
  • サービスを移っても、同じIDやデータを持ち運べる
  • ログインや認証も「自分のID」で完結できる

Web5をイメージするたとえ

Web5をひとことで言うなら、「自分の家のカギを、自分で持って歩けるようになるインターネット」 です。

これまでのSNSやアプリは「大家さんが管理する家」を借りているような状態でした。
投稿や写真はそのサービスのサーバーに保存され、もしサービスが終了したりアカウントが止められたりすると、大切なデータは失われてしまいます。

Web5では違います。

  • データのカギは「自分」が持っている
  • SNSやサービスは「部屋」や「窓口」にすぎない
  • どの部屋に移動しても、荷物(データ)はそのまま持ち歩ける

つまり、「プラットフォームに依存しない、自分中心のインターネット」 が実現しようとしているのです。


Web3とのちがい

Web3は「お金や資産の自分管理」が中心でした。
仮想通貨やNFTなど、金融的な文脈で語られることが多いのが特徴です。

一方でWeb5は、より生活や発信に近い 「アイデンティティとデータの自分管理」 にフォーカスしています。
これは「誰かにアカウントを握られず、自分の存在そのものを自由に持ち歩ける」という新しい価値観を示しています。


クリエイターや発信者にとってのメリット

特にWeb5は、発信を続ける人にとって大きな可能性を秘めています。

  • 投稿が突然削除されるリスクが減る
  • サービスが変わっても、ファンとのつながりをそのまま維持できる
  • 自分の発信や作品を、自分のルールで管理できる

「発信が資産になる」とよく言われますが、Web5はその考えを後押しする仕組みになりそうです。


まだこれからの技術

もちろん、Web5はまだ構想段階であり、実際に普及するまでには時間がかかります。
技術的な課題や、使いやすさ、法整備などもこれからのテーマです。

しかし「データを自分で持つ」という考え方は、これからのインターネットを考える上で重要なキーワードになるはずです。


実験レポートの気づき

Web5の考え方にふれて、「自分の発信を自分で守る」ってこういうことなんだな、と新しい視点が加わりました。
どんなに魅力的なプラットフォームでも、やっぱり自分の土台を大切にすることが大事なんだなって感じています。
この気づきを大切にしながら、これからも私の実験レポートを続けていきたいと思います。

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