周りの子が塾や習い事で忙しい中、
「うちも行かせた方がいいのかな?」と迷ったことはありませんか。
けれど今、AIやWeb5などの新しい時代に入り、
学びの“形”も少しずつ変わり始めています。
これは、「塾に行かせない」という話ではなく――
子どもの未来を見つめながら、
“本当に育てたい力”を一緒に考えていくための、ひとつの実験記録です。
はじめに
私のこどもは上の子が小学4年生。
下の子は幼稚園年長。
最近、周りを見ていると、
小学生で3つ以上の習い事をしている子が本当に多い。
ピアノ、水泳、ダンス、英語、プログラミング……。
低学年のうちから塾に通っている子も珍しくありません。
放課後もスケジュールがいっぱいで、
「この子たちはいつ休んでいるんだろう?」と思うこともあります。
そんな環境の中で、
一時期、私も“焦り”を感じていました。
「うちも塾に行かせたほうがいいのかな」
「このままだと出遅れるのかも」
まわりがどんどん進んでいるように見えると、
つい、“何かしてあげなきゃ”という気持ちになります。
けれど――ある日、
塾の体験から帰ってきた子どもの顔を見て、ふと思ったのです。
「無理に行かせることが、本当に“学び”なんだろうか?」と。
① 「当たり前」が変わりつつある時代
私の子どものころは、“塾に行く=勉強をがんばる子”というイメージでした。
でも今は、“塾に行くのが普通”になっているように思います。
塾が“努力の象徴”から、“スタートライン”に変わっている。
そして、親たちは“安心”を求めて塾に通わせる。
「みんな行ってるから」
「周りに遅れたくないから」
その気持ちは痛いほどわかります。
でも、ふと思うんです。
“安心”のために、
“焦り”から動いていないだろうか、と。
② 私が一度、迷った日
こどもが小3の春。
周りが次々と塾に通い始めた時期、
私も「やっぱり行かせた方がいいかな」と思い始めました。
けれど、塾の体験に行った帰り、
子どもが少し疲れた顔をしていたんです。
「楽しかった?」と聞くと、
「うん、でも…なんか急いでる感じがした」
その一言でハッとしました。
勉強は“急いで覚える”ものじゃない。
“わかるっておもしろい”という感覚を、
ゆっくり味わう時間が、いちばんの学びなんじゃないかって。
③ 「学び」の形が変わっていく
今の子どもたちは、私たちが想像しているより
ずっと早いスピードで未来に近づいているように思います。
AIが答えを出し、
授業にはタブレットが当たり前に並ぶ。
デジタル教材がサポートしてくれる時代。
そうした中で問われているのは、
「どれだけ覚えたか」ではなく、
「どう考えたか」「どう行動したか」。
この流れは、教育だけじゃなく社会全体にも広がっています。
Web5――。
それは、ひとりひとりが“自分のデータ”を持ち、
自分の信用をもとに生きる時代の仕組み。
もうすぐ、“どこの学校を出たか”より、
“どんな経験を積み、どう信頼を築いたか”が
価値になる時代がやってくるかもしれません。
④ Web5が示す、「信用の学び」
Web5の考え方の中で大切なのは、
“信頼は与えられるものではなく、積み重ねるもの”ということ。
それは子どもたちにも通じると思うのです。
どんなに点数が良くても、
人との約束を守れなかったり、
思いやりを欠いていたら、信頼は育たない。
AIやWeb5の時代でも、
いちばん強い力は“信頼”と“考える力”。
そしてそれは、
塾ではなく、日常の中でも育てられる。
たとえば――
失敗しても怒らず、一緒に原因を考えること。
うまくいったら、努力の過程を褒めること。
その積み重ねこそ、
未来の「信用」につながる“学び”なのだと思います。
⑤ 「信じているけれど、確信はない」
正直に言えば、
私はWeb5がやってくると感じている。
でも、まわりで知っている人は、ほとんどいません。
だから、私が今感じていること、学んでいることが、
本当に現実になるかどうかは、わからない。
それでも――
“変わるかもしれない未来”を見つめていくことで、
今、子どもに伝えたいことが見えてくる気がします。
未来を100%予測できる人はいません。
でも、「確信がないからやめる」ではなく、
「確信がないから考え続ける」。
それが、今の時代に必要な姿勢なのかもしれません。
まとめ
塾に行くか、行かないか。
どちらが正しいとは言えない。
それぞれの家庭に、それぞれの答えがある。
でも、どんな選択をしても、
子どもに残せるいちばんの力は、
「自分で考えて、選ぶ力」だと思う。
AIが計算し、Web5が信用をつなぐ時代。
それでも、“生きる”ということは、
目の前の小さな選択の連続です。
子どもたちがどんな時代を生きても、
考えること、感じることを大切にしてほしい。
その姿を見守れる親でありたい。
私は、そう思います。

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