AIとつくる!シマエナガのLINEスタンプができるまで【実験レポート12】

タブレットでイラストを描く女性。頭の中には猫やスマイルなどのアイコンが浮かび、机の上にはスケッチや色鉛筆が並んでいる。 「AIとつくる!シマエナガのスイーツスタンプ」という文字と「実験レポート12」のタイトル入りの見出し画像。 マネにゃん実験室

AIになれるために、まずはいろいろ挑戦してみようと思った。
その中で最初に選んだのが――LINEスタンプづくり

もともと絵は得意ではないけれど、
イラストを見たり、かわいいデザインを考えたりするのは大好き。

だからこそ、
「AIと一緒に何かを作るって、どんな感じなんだろう?」
そんな興味から、ChatGPTと“2人3脚”でスタートした。

プロンプト(指示の言葉)も、
とにかくいろいろ試して、試して、試しまくった。

そして今回、振り返ってみたら──
たくさんの失敗の中にも、
“AIとの会話のコツ”が少しずつ見えてきた気がする。


🎯 実験の目的

今回の実験テーマは、
「AIに、どこまで“自分のイメージ”を伝えられるか」

最初の指示はとてもシンプルでした。

ChatGPTに16枚のLINEスタンプ用イラストを依頼した最初の指示内容

ChatGPTに最初の16枚分の制作をお願いしたときの指示イメージ。

『シマエナガともものショートケーキを合わせた画像を作成してください。
サイズは370×320pxでお願いします。
透過もしてください。』

AIに具体的な依頼を出すのは初めてで、
“ちゃんと指示通りのイラストができるのかな?”
という半信半疑の気持ちからのスタートでした。

「シマエナガとスイーツを組み合わせた、かわいいLINEスタンプを作りたい」
そんなふわっとしたアイデアを形にするには、
AIに“正確に伝える力”が必要だと感じていました。

たとえば──
「背景を透過してください」と伝えたはずなのに、
なぜか真っ黒の背景になったり、
キャラクターまで暗くなってしまったり。

さらに、
「かわいいシマエナガとスイーツ」とだけ指示すると、
次に別のスイーツを組み合わせたとき、
顔の形や表情、色味が少しずつ違うシマエナガが出てきてしまうこともありました。

同じキャラクターとして統一したいのに、
毎回“別の子”が生まれてしまう。
この経験から、「AIには思っている以上に“言葉の精度”が必要なんだ」と気づきました。

最初は、うまくいかないことの連続。
でもその“うまくいかない過程”こそが、今回の実験の一番の学びになったのです。

背景透過の依頼で失敗したときの画像。シマエナガが黒くなってしまった例。
透過の依頼をしたものの、背景が真っ黒になってしまったときの失敗例。


🔍 失敗からの改善

何度か失敗を重ねるうちに、
「AIには“伝え方”が大事なのかもしれない」と気づきました。

そこで、言葉の表現を少しずつ変えてみることに。

「シマエナガがショートケーキの上に、ちょこんと座っているイラストにしてください。
線は太めでシンプルに、小さいサイズでも見やすく。
背景は透明でお願いします。」

今度は、できるだけ具体的に・丁寧に・イメージを言葉にすることを意識しました。

すると──AIの反応がガラッと変わったんです。
キャラクターの表情がやわらかくなり、
線の太さや雰囲気も、自分の思い描いていた世界観に近づいていきました。

そして、このタイミングで
「このシマエナガの雰囲気でいこう」と決めました。

プロンプト(AIへの指示文)を具体的に書き直したときの画像。シマエナガがショートケーキにちょこんと座るイラストが完成し、伝え方の工夫で改善された例。
プロンプトを具体的にしたら、表情や線の太さが整って理想の雰囲気に近づきました。

ChatGPTに

「このシマエナガを“シード値”として、今後はこの子のイメージで作成してください」
と伝えたんです。

そこからは、AIとのやり取りもぐっとスムーズに。
色味や表情のバラつきが減り、
“自分の中のイメージ”と“AIが描く世界”が少しずつ重なっていきました。

「なるほど。AIに伝えるって、“命令”じゃなくて“会話”なんだ」
そう感じた瞬間でした。

ちなみに、“シード値”というのは、
AIに「このキャラクターを基準にしてね」と伝えるための合図のようなもの。
一度決めておくと、同じ子の表情や色味を保ったまま、
いろんなポーズやシーンを作ることができるんです。


🎉 結果:かわいいスタンプが完成!

完成したシマエナガのLINEスタンプ16種類

完成したシマエナガのLINEスタンプ16種類。かわいく仕上がりました✨

時間はかかったけれど、
思い通りの形になったときは本当に嬉しかったです。

いまではLINEスタンプとして公開中!
AIと一緒に作ったスタンプが、
だれかの日常の「ひとこと」に使われていると思うと、
とても不思議で、そして誇らしい気持ちになります。

🎀 まとめ

今回の実験を通して感じたのは、
AIに“思い通りのイメージ”を伝えるには、言葉の精度と根気が必要だということ。

最初はうまくいかないことばかりで、
「どうして伝わらないんだろう?」と何度も考えました。
でも、言葉を少しずつ工夫していくうちに、
AIがまるで“こちらの意図を理解してくれた”ような瞬間が訪れたのです。

思えば、このやりとりはただの画像生成ではなく、
AIとの“共同制作”だったのかもしれません。

何度も修正を重ねて、ようやく完成したLINEスタンプ。
AIとの会話を通して形になった小さな作品が、
いま誰かの日常にそっと笑顔を届けていると思うと、とても嬉しくなります。


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💡この実験で得た気づき

  • AIに伝えるには、**「指示」ではなく「会話」**が大切
  • 同じキャラクターを作るには、シード値の設定が有効
  • 試行錯誤の過程そのものが学びになる

💬
AIとの制作は、思っていたよりもずっと“人間らしい対話”でした。
言葉を通して形が変わり、失敗から世界観が生まれる。
それこそが「AIと共創する」おもしろさなのかもしれません🌿

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